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ライルとアニューについて【劇場版公開前】 
 UCのepisode7のBlu-ray/DVDが発売となったからでしょうか?
 当ブログのアクセス解析の結果を見てみると、
 ここ一週間ほど検索での流入が増えてる印象です。
 検索キーワードとしては、
 やはり“ガンダムUC”、“7”、“感想”が圧倒的に多いんですが、
 時々紛れ込んでいる妙なワードに、思わずニヤリとさせられることも(笑)
 
 例えば、【“ガンダムUC”、“7話”、“御頭首”】。
 最後の単語、見覚えがなくて思わず二度見、
 数秒後に「ああ、“ご当主”のことね」と一応納得はしましたが、
 なにゆえ当ブログが検索に引っかかったのか、未だに謎ですvv
 記事チェックしたけど、こんな誤字はなかったので…。

 あとは【“バナージ”、“ミネバ”、“キス”】とか。
 この単語の羅列を目にした瞬間、
 「え!?そんなシーンあったっけ?」と全力で記憶の糸を手繰り寄せましたが、
 私の覚えている限り、そんな激甘な場面はなかったはず…。
 検索した人の願望だったのかもしれませんが、
 私もちょっと観てみたかったかも( *´艸`)ポッ///
 
 最後にUCとは関係ないんですが、ブログ名に関する検索について。
 どういう経緯で当ブログのことを知っていただけたのは定かではないんですが、
 時々当ブログの名前を直接検索してくださる方々がいらっしゃいます。
 それが、微妙に惜しい時があるんですよね(笑)
 “00ひとりごつ”とか“00ひとりごつ”とか。
 改めまして、当ブログは「新・00をひとりごつ」と申します。
 紛らわしい名前で本当に申し訳ありませんが、
 これからもよろしくお願いいたします^^

 ―というわけで、本題へ。
 今日掲載するのは、00の劇場版公開前に書いたライルとアニューについての記事です。
 興味がある方は、Continue Readingから続きをどうぞご覧ください。

 
 (元記事作成日:2010/08/10)

 劇場版の公開まで1ヶ月半を切った今日この頃。
 私はご覧の通り、相変わらず脳内00一色な日々を過ごしております(*^▽^*)
 
 ―そんな“相変わらず”の私ですが、
 “変わった”ことも少なからずありまして。
 それが、『「ライルとアニュー」への気持ち(の度合い)』。
 
****************************
 
 「刹那とマリナ様」、そして「沙慈とルイス」。
 つい最近、私は2組のカップルの「今まで」と「これから」を想い、
 祈るような気持ちを交えながら、記事を書きました。
 ―彼らの、幸せな「未来」を願って―。

 でも、そうして願いながら、ふと気付いてしまったんですよね、私。
 00の中で生まれた幾つかの印象的な恋人達の中、
 一組、哀しい別れを迎えてしまったカップルがいることに…。
 
 ライルとアニュー。
 
 強く深く互いを想い合っていたのに、
 以後永遠に「これから」を持ち得ない―喪ってしまった、この二人。
 彼らに比べれば、
 たとえ同じ道を共に歩んでいくことができなくても、
 たとえ罪の意識に苛まれ続けるのだとしても、
 刹那とマリナ様は、そして沙慈とルイスは、まだ幸せですよね、きっと。
 だって、互いにとって誰よりも大切な存在が、
 同じ世界で今を「生き」、そしてこれからを「生き」ていってくれてるんですから―。

 二期19話、『アニュー・リターン』放送当初、
 アニューのその死に胸を締め付けられながらも、
 私は自分の胸の片隅で、
 モヤモヤとした違和感が燻っているのを感じずにはいられませんでした。
 その違和感の正体は、言ってみれば脚本への不満。
 当時感想記事で言及した通り、
 作品内におけるライルとアニューの関係性の描写が不十分だった為に、
 二人の絆が浅薄に見え、
 「泣きたいのに思いっきり泣けない」状態に見舞われてしまっていたのでした。
 もちろん、19話自体のクオリティーは非常に高く、
 特にBパートからEDまでの一連のシーンにおける作画・演技・演出等、
 本当に神がかっていたことは、疑いようのない事実です。
 ただそれは19話単独の評価でしかなく、二期全体を通して見ると、
 ライルとアニューのエピソードが
 どうしても他に比べ若干弱いものに私には感じられてしまって…。

 でも、そんなライ×アニュへの複雑な気持ちも、
 放送終了後に発売された小説『セカンドシーズン④ アニュー・リターン』を読んだことで、
 私の中でしっかりと昇華され、
 それどころか00の中でも一二を争う良エピソードとして胸に深く刻まれることになったんです。
 それほどまでに、この小説のライ×アニュ補完度は特筆するものがあって!
 もともと木村氏の00の小説は大好きだったんですが、
 その中でも『二期④』は個人的にかなりオススメの一冊です。
 以前の私のように「ライルとアニューねぇ…(≧ε≦)」といった方いらっしゃいましたら、
 ぜひ一度読んでみて欲しいと思います☆
 
****************************

 双子の兄・ニールの意思を継ぐ形でCBのガンダムマイスターになったライル。
 しかし、それは表面上の建前。
 二代目「ロックオン・ストラトス」としてトレミー内での日々を過ごしながらも、
 彼はあくまでCBよりもカタロンに重きを置き、行動していました。 
 ―でもそんな彼は、いやむしろそんな彼だったからこそ、
 ライルは自身が「ロックオン」の名でに呼ばれることに対し無意識の内に違和感を抱き、
 他のクルー達―他者との間に目に見えない溝を感じて、心をざわつかせてた。
 そこにはもちろん、
 「今は亡き兄への昔からのコンプレックス」という要因も影を落としていて。
 尚且つ、どうやらその心のざわめきは、
 CBに入る以前―いやカタロンに入るずっと前から彼の中に在り続けたものらしく。
 それゆえ両親と妹が死んだ時にも、
 そして兄の死を知った時にすら涙を流すことができず、
 そんな自分を「欠陥人間」と卑下することしかできなったライル…。

 ―この辺を踏まえた上で本編を見直してみると、
 ライルというキャラクターに、より一層の説得力が付加され、色々と合点がいく気がします。
 例えば二期9話。
 ニールの死の理由が「家族の敵討ち」だったことを聞かされたライルが、
 そんな兄を尊敬していると語り、
 次いで「10年以上前の家族の死を兄のように思い詰めて考えることは、
 自分にはできない」と自嘲気味に笑う場面―。
 私はただ単に、「過去に縛られたニールと違い、
 未来の為に戦うライル」の姿勢を強調するシーンとして受け止めていたんですが、
 それ以上にライル・ディランディの本質を鋭く描き出す役割をこの場面は負っていたのだと、
 今ではそう認識しています。
 兄同様、快活で飄々とした面を持ちながらも、
 心の奥底で自身にどこか欠けたものがあると感じ、
 その欠けた部分を埋める何か―誰かをずっと探し求めていた…。
 それが、アニューに出逢う前までのライル・ディランディでした。

 一方のアニュー・リターナー。
 イノベイドとして造り出された彼女の使命は、
 CBに潜入し、その中で信用を得、 そしてイノベイド側に利益をもたらす行動を採るというもの。
 その使命の為イノベイドとしての記憶を封じられた彼女は、
 王留美の手筈により優秀な人材としてCBに属することとなり、
 多方面に精通する博識とその温かい人柄により日ごとに周囲の仲間からの信頼を獲得し、
 順調に使命達成へ向けた道筋を整えていっていた―ように見えました。
 しかし、偽りのバックボーンを自身の記憶として植え付けられた彼女もまた、
 他者と対峙した際に垣間見える各々の背景に比べ、
 自分のそれが圧倒的に脆弱なことに感づき、人知れず心を痛め、
 周囲との間に見えない壁を作っていたんです。
 そう、まさにライルと同じように…。
 
 孤独を抱えていたという点で、ひどく似ていたライルとアニュー。
 ゆえにアニューのトレミー2への乗艦を機に出逢った二人が、
 互いにに惹かれ合い、やがて恋に落ちたのは至極当然の流れで。

 互いにに欠けたものを持つ者同士だったからこそ、
 自身ですら気付いていなかった互いの哀しみを見抜き合い、
 互いの存在を肯定し、そして想い合った。

 小説の本文の中で、ライルとアニューに関してすごく印象的な一文があります。
 

  彼女は彼に、過去と対面し、
  彼が人として足りないと思い込んでいる部分に光を与えるための抱擁をし、
  彼は彼女に、曖昧な過去を思い煩うのではなく、
  未来へ目を向けさせるための抱擁をしたのだ。(P.261)


 ライルとアニューの関係は、もう本当にこれ以上の言葉なんて無いと断言できるほどに的確に、
 この一文に収斂されていると思います。
 
 たとえ、二人が敵同士でありながら愛し合たっとしても、
 それが正にヒリングが評したように「命掛けの恋」であったとしても、
 そしてその結末がいかに哀しいものであったとしても、
 この二人の関係に、運命や宿命といった仰々しい言葉を当てはめることは、
 私は敢えてしたくありません。
 確かに、ガンダムマイスターのライルとイノベイドのアニュー、
 恋人として在り続けるにはあまりに特殊過ぎたそれぞれの立場。
 でも、だからといってそんな二人の間に生まれた感情がまた特殊だったのかと言えば、
 そんなことは決してなく―。
 むしろ、すごく普遍的で、何ら特別な面なんてない、
 ただ一組の男女が、互いが何者であろうとも、互いを強く想い合っていたという、
 それだけの話に過ぎないんですから…。

 でも、だからこそ、そんな二人に「これから」が存在し得ないことが、
 辛くて辛くて仕方なくて。
 
 アニューの死の間際、GN粒子に満たされた白い空間で、
 お互いの気持ちを確かめ合うライルとアニューに、刻々と近づく別れの瞬間。
 その別離を受け入れるかのように、過去形で言葉を紡いでいくアニュー。
 そして、そんな彼女にライルが、一度は飲み込みながらも告げた言葉。
 「いいじゃねえか、それで」
 「い、生きていられるんだから」
 ―出逢ってしまったがゆえに、死に別れることと、
 互いの存在を知ることなく、出逢うことなく、それぞれ別々の人生を生き続けていくこと―。
 果たしてどちらが幸せなのか。
 対極にあるその選択肢を天秤にかけ、一瞬迷いながらもライルが出した答えは、
 たとえ二人出逢えなかったとしても、それでもアニューが生き続けてくれること、でした。
 …でもそれは結局、遺される者のみが抱き得る願望でしかなく。
 皮肉ですよね。
 だって、先に逝くアニューはライルとは反対のことを言ってるんですもん。
 彼女は言います、「私、イノベイターでよかったと思ってる」と―。
 ―たとえ自分が命を散らすことになっても、 それでも、ライルと出逢えてよかった、と。
 
 刹那とマリナ様、沙慈とルイス、そしてアレルヤとマリー。
 それぞれのカップルが、それぞれに何かしらの問題を抱えてはいますよね。
 でも、彼らは互いに生きていて、
 生きている彼らには「これから」という未来がある。
 そして何より、その未来は「変えることができる」のだから―。
 上記のカップルには、それこそライルとアニューができなかった分まで、
 幸せになって欲しいと思います。
 そして、ライル自身も、幸せな未来を―。

****************************

 というわけで、私、
 今ではご覧の通りがっつりとライルとアニューに心奪われちゃってます(苦笑)
 それもこれも何もかも、00の小説のせいですよっ!!
 小説内でライルとアニューの心情があまりに丁寧に描かれてたせいで、
 思いっきり感情移入して号泣してしまったじゃないですかっ!!
 うん、リアルにライ×アニュは泣けるレベルが半端ないですっ(ΩдΩ)
 
 ただ唯一注文をつけさせていただけるなら、
 TVの本放送でも二人の関係性をここまできちんと描きって欲しかった、ということ。
 確かに、細やかな心理描写を映像で表現するのは難しいことだと思います。
 でも、他にも多数の名エピソードを生み出してきた00スタッフの皆さんなら、
 決してできないことはなかったはずなんで。
 とりあえず、公開される劇場版が
 全編において高いクオリティーであることを祈っていますっ(*≧∀')ъ

 待ち遠しいぞ、ガンダムっ!!

****************************

 最後に一曲、ご紹介。
 ドラマ版「世界の中心で愛を叫ぶ」の主題歌として有名な、
 柴咲コウの「かたちあるもの」。
 この曲の歌詞、そして世界観があまりにアニューの心情と重なり過ぎて、
 涙腺崩壊度数がちょっとヤバいです…(涙)
 アニュー…どうか安らかに眠ってて…(≧△≦;)

 

 泣きたいときや悲しいときは  私を思い出してくれればいい
 寄り添える場所 遠い夏の日
 温もり 生きる喜び すべての心に…


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