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セルゲイ大佐とアンドレイについて【二期17話終了後】 
※ちなみに17話の展開に関して、
 私はどちらかというとアンドレイ擁護の立場です。
 だからどうと言うわけではありませんが、
 アンドレイバッシングが多いので念のため…。




・14年前の軌道エレベーター防衛線。
 人革連の軍人であった当時のセルゲイ大佐は、
 最終防衛ラインを死守するため、
 妻のホリーが所属する第4小隊を「見捨てる」ことを選択。
 結果、軌道エレベーター建設に携わる多くの人命を救うことはできましたが、
 その代償として最愛の妻を永遠に亡くしてしまうことになります―。
 ―愛する人の命と多くの人命。
 とりあえず
 こんな究極の選択を大佐に迫った某脚本家に「ごらぁっ(▼皿▼)」となりつつ、
 湧き上がる胸の痛みを堪えるように瞼を閉じながら、
 声を絞り出すようにして命令を告げるセルゲイ大佐の姿に「…」状態でした、私。

「あれも軍人だ。覚悟はできている」
 その言葉を、大佐がどんな顔をしながら口にしたか、
 私たち視聴者にはもう永遠に知りようがありませんが、
 きっとハーキュリー大佐や部下たちに動揺を悟られまいと
 毅然とした表情で戦況を見つめていたんだろうな………orz
 だって大佐はそういう人ですから。
 14年前の大佐の判断が、
 後のスミルノフ親子の確執へと繋がっているみたいですが、
 この件に関してのみ言えば、セルゲイ大佐には一切の非もありませんよね。
 緊迫した状況で突き付けられた、このあまりに残酷な選択。
 脆弱な精神の人間だったら、
 この選択と向き合うこと自体すらできなかったかもしれません。
 もしくは向き合えたとしても、答えを出すことから逃げてしまったり、
 あるいは間違った答えを出してしまったかもしれない。
 そういう意味で、
 褒められることはあっても責められる謂れなんてセルゲイ大佐には、
 一切ない。
 そしてそれは誰の目にも200%明らかなのに、
 皮肉にもそれを受け入れることのできない人間がたった一人、
 たった一人だけいて。
 
 ………アンドレイ………(ΩдΩ)
 
・17話視聴後恐る恐る他のブロガー様の感想を読みに行ってみたんですが、
 案の定盛大に叩かれてました、アンドレイ…orz
 いやもうなんか、「叩く」という表現じゃ生温いぐらいに、
 いろんなところで血祭りにあげられちゃってて、
 いくら予想していたとはいえ
 アンドレイ好きな私としては複雑な気分になっちゃいまして…。
 もちろん、皆様の気持ちも、よーーーく分かるんですっ(>人<;)
 だって私、
 一期の頃からグラハムの次にセルゲイ大佐が大好きだったんですもん、ずっと!!
 二期の7話で一体私がどれだけ泣いたか…っ(号泣)
 …でも、アンドレイのことも、すっごく好きだったんです(今でも好きです)
 登場した当初は大っっっ嫌いだったんですけど、
 例の「乙女だ…」発言から完全に心奪われちゃって。
 二期キャラであるにもかかわらず、
 一期からのレギュラーキャラをごぼう抜きにする勢いで
 私の心に棲みついちゃったんですよ、彼は…。
 そういう贔屓目があるからなんですかね、
 とにかく私にはアンドレイを恨んだり憎んだりすることがどうしてもできなくて…。
 二期7話のアレルヤのことは盛大に叩いてたくせにね★
 なんとなくですが、アンドレイの気持ちも分からなくもないですし…。
 でもセルゲイ大佐の気持ちも、痛いほど伝わってくるし…。
 ああっ!!もう本当にどうすればいいんだ、私は(ΩдΩ)
 水島監督と黒田氏責任をとってくださいよっ!!(叫)

・あれだけのことをやってしまったアンドレイに対して、
 それでも私が「ゴラァっ(▼皿▼)」となりきれない理由が、
 「好き」以外にもうひとつあるんです。
 というか、むしろこちらのほうが動機としては大きくて。
 それが、予告にも登場してたこのカット。

 ande20131106.png

 少し話は脱線しますが、
 今回の17話の作画監督、
 担当したのは二期12話も手掛けられた池田佳代という方。
 なんですが!!
 17話をよく観てみる限り、千葉氏による武力介入の痕跡が垣間見えるんですよね。
 Bパート後半とCパートののセルゲイ大佐の表情等は、
 特にその傾向が顕著にあらわれていて。
 でもってスタッフロール確認してみたら、
 やっぱり「作画監修 千葉道徳」の文字があったというわけなんです。
 この千葉氏、色々な媒体でのインタビューで語っていらっしゃるんですが、
 他の作監さんの担当回の絵を
 わざわざ修正したりいじることってほとんどないらしいんです。
 それでも、物語的あるいはキャラクターの心情的に重要なカットについては、
 敢えて自ら描くこともあるそうで(※一期19話の、刹那の微笑とか)
 そういうことを踏まえた上で、
 先に挙げた仔アンドレイのカットを見て欲しいんですが…。
 これ高い確率で千葉氏の絵だと思うんですよねーっ!!
 まぁ、アニメ超初心者の私の観察眼なんてたかが知れてるとは思いますが、それでも。
 後半のセルゲイ大佐を、千葉氏が描いたことは、
 そのシーンがもつ意味を考えれば至極当然のことだと思えるんですが、
 だからこそ、なんでこの仔アンドレイも千葉氏によるものなんだって話なるわけで。
 ―――「重要だったから」と考えると、妙に納得できるんですよ。
 だって、この頃のアンドレイの正確な年齢こそ分かりませんが、
 高く見積もっても10歳かそこらでしょう??
 そんな幼い子供がするにしては、この表情はいくらなんでも冷た過ぎる。
 さすが千葉氏って感じの、すっごく端正で綺麗な表情なんですけど、
 その目からは子供らしい無邪気な感情がすっぽり抜け落ちてるんですよね…。
 …こんな顔見てしまったら、もうアンドレイのことを憎むのは、私には無理です(≧Д≦)
 基本、子供とお年寄りと動物には激甘な人間なんで、無理です。
 こんな風な顔で父親の背中を見つめるしかできない仔アンドレイに、
 どうしても同情してしまって…orz
 「子供にこんな顔させちゃいかんだろう…(涙)」と思ってしまうんです…。
 まぁ、百歩譲って、させてしまったものは仕方無いですよね、
 実際に彼の母親は死んでしまったんだから―。
 でも、その息子をを放置することだけは、
 絶対にしちゃいけなかったはず!!
 たとえセルゲイ大佐自身が最愛の妻を失い悲嘆に暮れていたとしても、
 たとえその死に追い目や責任を感じていたとしても。
 ―そしてそれゆえ、息子にどう接していいか分からなかったとしても。 
 ホリーさんの死によって
 きっと誰よりも悲しみ苦しみ自分を責めただろうセルゲイ大佐。
 大佐はああいう人だから、
 「息子から母親を奪ったのは自分。
 そんな自分が息子にどう接すれば…」みたいな感じになっちゃたんだろうな。
 でもって自分の保身のために言い訳をするタイプでもないから、
 事の顛末を仔アンドレイに説明する術がなくて…。
 結果、生まれてしまったのが「対話の放棄」だった、と。
 …「放棄」…その言葉が与える印象はひどく冷たいものだけれど、
 その根底に流れてたのは妻と息子への愛情と大佐の優しさ。
 あと、人間としての、少しの弱さ…。
 人として軍人として、誰よりも完璧であるかのように見えたセルゲイ大佐ですが、
 彼自身また、弱さも内包する不完全な人間で。
 ―そんな彼の弱さの露呈は、私にとってはすっごく嬉しい出来事だったんです。
 ああ、セルゲイ大佐も私たちと同じで悩んだり苦しんだりするんだなぁって、
 どうしようもない感情に足が竦んだりすることもあるんだなぁって。
 今まで以上に親近感が湧いた。
 もっとセルゲイ大佐のことが好きになった。
 ………でも、やっぱりアンドレイにはちゃんと向き合ってやるべきだったと思います。
 「向き合えなかった」大佐の、そういう弱い部分が本当に愛おしいけれど、
 それでも。
 たとえアンドレイが理解できなかったとしても、
 たとえそれが言い訳染みてしまうことになったとしても、
 セルゲイ大佐には伝える努力をして欲しかった。
 そうすれば、こんなにも強いアンドレイの憎しみも生まれなかったかもしれない。
 あるいは全てを理解した上でアンドレイがセルゲイ大佐を憎んだとしても、
 今とは憎しみの性質もレベルも違うものになったかもしれないし、
 こんな結末は生まれなかったかもしれない。
 ―自分でも、酷なこと言ってるってことは、よく分かっています。
 
 セルゲイ大佐だってそうしたかった。
 それでも、どうしても、できなかった。
 ―もう、それが、きっと全てなんでしょう。
 
 
・アンドレイは、本当は、
 いや、本当に、すっごくいい子なんですよ!!
 二期12話で、ルイスの身を案じて言葉をかけるシーンなどを観ていると、
 特に強くそう思えます。
 若干空気を読めてなくてルイスに腕グニャってされちゃいましたが、
 それも愚直で不器用ゆえなんですよね。
 前にも感想記事かなにかで書いたような気がしますが、
 結局彼もまた父親によく似てるんですよ。
 愚直で不器用で、ものすごく優しいところとかが。
 …結局、スミルノフ親子の優しさは、自分を顧みない性質のものなんですよね。
 本当に相手のことを想っているがゆえに、
 自分が報われないことのほうが圧倒的に多い。
 アンドレイはもちろん、ソーマを手放すことになったセルゲイ大佐もそう。
 ただアンドレイがセルゲイ大佐と決定的に違うのは
 「生きてきた時間とそれに付随する経験」。
 セルゲイ大佐ほどには経験が足りないアンドレイ、
 ルイスに対しても、きっともっとうまいアプローチの仕方はあったはずなのに、
 敢えて直球勝負で臨んで、拒絶されて、腕グニャってされて。
 それでもなお、
 ルイスに対し「君がアロウズにいることはおかしい」と言い続けるアンドレイは、
 本当によくルイスのことを考えてくれてると思います。
 耳触りのいい言葉を重ねて
 ルイスの心情を慮っているように振る舞うこともできるはずなのに、
 決してそうすることはなく、
 ルイスに言葉を投げかけ続けるアンドレイは、
 ある意味、
 父ができなかった「対話する努力」をその身をもって体現してるんじゃないでしょうか。
 今のところ一方通行チックな感はありますが…。
 そしてとうとう最後まで父親との対話は拒絶したままでしたが…。


 17話、今回のことに関しても、
 結果としてセルゲイ大佐を母親の仇とみなし
 その命を奪ってしまったアンドレイですが、
 そこに至るまでの感情の変遷が私には痛いぐらいよく感じることができて。
 やっぱり、上に挙げた例のカットは大きかった…。
 あれのカット一枚あったおかげで、
 私の中ではアンドレイの行動の全てに納得がいきましたもん、
 その是非はともかくとして。
 ―なんで、あの時、仔アンドレイは教会のドアを開け、
 父親の背中を見つめたのか。
 そして、ドアを閉めたのか―。
 父親の背中に、何を想ったのか―。
 ここから先は全部、私の勝手な妄想なんですが、
 アンドレイはきっと、全部分かってると思うんです。
 仔アンドレイの当時はともかく、ある程度年齢がいってからは、全部。
 だって、セルゲイ大佐は誰がどう見たって、
 人間としても軍人としても非の打ち所のないくらい立派な漢ですからね。
 いくらアンドレイが大佐への憎悪に雁字搦めになってるからといって、
 さすがにそれが分からないほどではなかったはず。
 それでなくてもアンドレイはソーマと始終行動を共にしていたわけですから。
 彼女の人となりをよく知っていたでしょうし、
 彼女の口から語られる慈愛に満ちたセルゲイ大佐の姿に
 嘘がないことにも気付いていた。
 でも、だからこそ余計に否定したくなったんじゃないかな。
 そんなにも立派な父親が、
 他人を大切にできる父親が、
 優しさと強さを兼ね備えてるはずの父親が、
 どうして自分の母親だけは見殺しにすることになってしまったんだろう、って―。
 父親が立派であればあるほど、周囲から賞賛されればされるほど、
 優しく、強くあればあるほど、
 アンドレイには14年前の出来事がどうしても受け入れることができない。
 セルゲイ大佐について語るソーマの言葉の全てを
 アンドレイが頑なに拒み続けたのは、
 それを認めてしまえば母親の死を防げなかった父親の非が
 より一層際立ってしまうから。
 逆に、常から父親が非情な人間だと心に言い聞かせていれば、
 14年前の出来事も理屈の範囲内で納得することができる―。 
 いっそ、セルゲイ大佐がリント大佐ぐらい最低な人間だったら、
 アンドレイも「あの父親なら仕方ない…」と諦めもついたんだと思うんです。
 でも実際そうじゃなくて、
 それどころか父親は客観的に見れば見るほど素晴らしい人間で。
 だから余計に分からない。
 「なぜ母を救えなかったのか、救おうとしなかったのか―」
 …やっぱり、セルゲイ大佐は自分がどれだけ辛くても悲しくても、
 ホリーさんの死についてアンドレイに自分の言葉で話すべきだったと思います。
 「自分の目で見たもの以外信じない」ことを信条に掲げ続けていた大佐。
 息子であるアンドレイにも、その素晴らしい精神は濃く受け継がれていました。
 だって、二人は顔も性格も生き方も、全てがよく似た「親子」なんですもん…(涙)
 でも、だからこそ、アンドレイは信じてしまった、
 「父親が母親を見殺しにした」ことを。
 ―それが、それだけが、幼い彼の眼に映る真実だったから―。
 確かに、「自分の目で見たもの以外信じない」というセルゲイ大佐の姿勢は
 人として素晴らし過ぎるくらい素晴らしい。
 そういう大佐だったから、私も惹かれずにはいられなかった。
 でも、言葉を尽くして相手に自分の気持ちを伝えることも、
 時には必要なんですよね…。
 それさえしていれば、
 アンドレイも今ほどにセルゲイ大佐を憎むことはなかったはずだから…。
 Bパートの後半、そしてCパート、
 セルゲイ大佐をなじるアンドレイの言葉ひとつひとつが、
 私には,
 父親を理解したくてもできなくて、
 憎むことでしか前に進むことのできない憐れな息子の心の叫びのように聞こえて、
「本当はもっとあなたのことを信じたかった」と言っているように聞こえて、
 なんかもう、涙も出てきてくれないくらい辛かった…。

 よくリボンズを筆頭にイノベイターズが口にする、「来るべき対話」。
 この言葉が指すものがなにかなんて私にはさっぱり分かりませんが、
 「来るべき」とか言ってる時点で、もうなにかが間違ってる気がします。
 だって「対話」はいつだって、人と人の間に横たわる絆であり、課題であり。
 ことスミルノフ親子に関してそれは、
 未来の問題ではなく過去と現在を司るものでもあり、
 そして「もう二度と果たされることのないもの」、になってしまったんですから―。

 
・「私は命を見捨てない!!父と違う生き方をするっ!!」
 母親の命を見捨てた父親を、
 反面教師にして自分は生きるのだと言うアンドレイ。
 そう言いながらあなたもまた父親の命を奪ってるやん!!
 というツッコミはひとまず置いておいて、
 結局アンドレイは、
 どんなに不格好であってもたとえそれが軍規に違反することであったとしても、
 愛する妻を救うためなら
 全てを投げ打つことも厭わないような男であって欲しかったんですよね、
 セルゲイ大佐に。
 世界中の人間を敵に回すことになっても、
 父に母を守って欲しかった。
 たとえ行き過ぎた感情論でしかなくとも、
 両親の存在が圧倒的に大きい子供にとって
 それはは是が非でも叶えたい願いで、理想。
 でもそんな子供じみた激情だけで生きていけるほど
 世間は甘いものではなくて、
 だからこそ、セルゲイ大佐は親としてそのことをアンドレイに伝え、
 教えてやらなければならなかったんでしょうが、
 できなかった…。
 
・「くそっ!!オートパージできずにっ」
 「このままでは…」

 このシーン、実際はそうじゃないのに、
 私には二人が通信機ごしに会話してるように見えちゃって、
 ムダにテンションが上がっちゃいましたよ…(苦笑)
 ………でもって数分後には絶望に叩き落とすんですから、
 本当に容赦ない脚本ですよね…(ΩдΩ)
 あと、敢えてそう見せるかのような長崎氏の演出も相当エグい…orz

・ハーキュリー大佐を殺した勢いそのままに、
 傍らのティオレンタオツーにも攻撃をしかけるアンドレイ。
 そして攻撃を受け止めるセルゲイ大佐。
 親友の死に、一瞬激昂したかのように見えたセルゲイ大佐の表情、そして声が、
 アンドレイを認識した瞬間一気に切なげに歪んだことで、
 ああやっぱり大佐は息子のことを愛してるんだなぁって思えた。
 ハーキュリー大佐を殺されたことに対する怒りよりよりもなによりも、
 とにかく目の前の息子に話を聞いて欲しいがために叫ぶ大佐………。
 いくら最新型のジンクスⅢと旧型のティオレンタオツーとは言え、
 両機に乗るパイロットの技能を比べてみれば、
 その気になったセルゲイ大佐にアンドレイが止められなかったわけがない、
 と私は思っています。
 実際セルゲイ大佐は、
 一期で量産型のティエレンで刹那の駆るエクシア
 をギリギリのところまで追い詰めてましたし、
 どこかのインタビューで水島監督自身が
 「大佐は00の中で一二を争うほどMS戦に関しては強い」的な設定を
 口にしてましたから。
 下手をしたらも、命を散らしたのはアンドレイのほうだったかもしれない。
 でも戦闘中の(いや、アンドレイが一方的に攻撃してるだけだからこれはもはや戦闘でない…)
 ―蹂躙される機体の中で顔を上げたセルゲイ大佐の目には、
 戦意の色なんて少しも映ってはいなんですよね…。
 この瞬間に、セルゲイ大佐の死は決まってしまったのかもしれません。
 …だって、もう私には、息子から向けられた全ての感情を、
 大佐が甘んじて受け入れてるようにしか見えなくて…。
 そのことについて、セルゲイ大佐がアンドレイを責めてるようにも思えないから、
 私自身どうしてもアンドレイを憎んだり恨んだりすることができないんですよね…。
 ただひたすら虚しいだけで。
 
・アンドレイ役の白鳥さんの演技も神がかっていて、
 それにも圧倒されっぱなしでした…。
 最初こそ白鳥さんの声を苦手に感じていた私でしたが
 物語のが進むにつれてどんどん大好きになっていって、
 ソレスタラジオでのトーク聞いてからは
 声だけでなく白鳥さん自身にもすごく惹かれて―。
 だって、すっごく真面目に自分の役に入り込んでいらっしゃるんですもん。
 アンドレイの「母さんの仇ぃぃぃっ!!」ってセリフを聞きながら、
 そういえばラジオで
 セルゲイ大佐とアンドレイの親子関係について話を振られた時に、
 白鳥さんが「アンドレイにとってセルゲイ大佐は、
 良い父親なんかじゃ全然ない」みたいな感じで断言していらっしゃったことが
 不意に思い出されて、
 鳥肌が止まりませんでしたよ…。
 その行動ゆえにこれからも散々叩かれるだろうアンドレイだけど、
 その役を演じてくれたのが白鳥さんで良かった…。
 この難しい役を、あんなにも深く理解した上で、
 しっかり演じてくれる人なんてそうそういるものじゃないと思うんで…。

・ジンクスⅢによって貫かれたティオレンタオツーと、
 流れ出すEDのイントロ。
 「trust you」も悪くはないんですけど、
 せめて今回だけは「prototyqe」で聴きたかったってのが正直な気持ちでした。
 
・「アンドレイ…すまなかった。
 心を閉ざしたお前に、どう接すればいいか…努力を怠っていた…」

 なんて、セルゲイ大佐らしい言い方なんでしょうか…(涙)
 アンドレイの「母さんの仇」という糾弾に対する返答としては、
 どこがズレているようさえに感じられるその言葉。
 ………たぶん誰よりも、
 セルゲイ大佐自身が一番ホリーさんの死を引き摺り続けていたんだろうな…。
 アンドレイよりも、ずっと。
 悲しみだけでなく、強い自責の念にも苛まれながら。
 妻の死、息子から母親を奪ってしまったこと、
 そして息子と向き合えなかったこと…。
 何一つ言い訳をしないまま全ての罪を認めて自ら背負って―。
 
「今さら、そんなこと!!」
 でも、アンドレイの気持ちもよく分かるんですよ、ね。
 この言葉は紛れもないアンドレイの本心なんだと思います。
 14年前のあの日、
 墓地で泣きじゃくる仔アンドレイの頭を撫でていたのはハーキュリー大佐でした。
 そして教会でのドアが開きそして閉まる気配に気付きながら、
 息子を追う足を止めたのは、セルゲイ大佐自身。
 ―――きっと仔アンドレイは父親に縋りたかっただろうし、
 父親に追いかけて来て欲しかったと思うよ??
 あるいは14年という歳月のどこかで
 セルゲイ大佐が無理矢理にでもアンドレイと向き合ってやれていたならば、
 少なくともこんな最悪の結果だけは防げたはず―。
 アンドレイも心のどこかでそれを望んでいたからこそ、
 咄嗟に「今さら」と叫んだんだろうから…。

「は…離れるんだ…」
 ティオレンタオツーの手が伸ばされた瞬間、
 てっきりセルゲイ大佐がジンクスⅢの、
 ―アンドレイの頭を撫でてやるんだと思った私でしたが、
 その淡い期待は叶うことはありませんでした。
 どこまでも、本当にどこまでも、大佐は優しすぎる…(ΩдΩ)
 自分の機体が数秒後に爆発するだろうことを悟りながら、
 そんな状況でも第一に案じるのは息子の身―。
 これがアレルヤだったら離れるどころかしがみついてるよ、絶対(←ぉぃ)
 大佐だって、息子に触れたかっただろうに。
 今生の離別だと知っていたなら、尚更―。

「ホリー…すまない―――…」
 できるなら、セルゲイ大佐には謝罪以外の、
 もっと別の言葉を口にして欲しかったです…。
 同じ死に際の言葉でも、
 ホリーさんに対して自らを誇るような一言を………。


・もう何回も見直したこのシーン、
 今でこそ色々と考えながら観ることができていますが、
 一番最初に観たときはぼんやりと映像を目で追うことしかできなくて。
 だから17話の記事に「以外と悲しくない、むしろ冷静」って書いたんです。
 言葉通り、あんまり悲しくならないもんだから、
 「セルゲイ大佐のこと好き好きって言いながら
 私の気持ちも所詮こんなものだったんだな」って、
 薄情過ぎる自分に驚いてた。
 ―でもそうじゃなかったんですよね、
 もう感情がついて来れないぐらいに、虚しかった。それだけ。
 時間が経ては経つほどに感情が追いついてきて、
 昨日なんて友達と遊びながらふとひとりになった瞬間に、
 少し涙が出てきてましたもん。
 セルゲイ大佐とアンドレイのことを考えて…。
 なにがいけなくて、この二人は分かりあえなかったんだろう、って。
 
・セルゲイ大佐の最期がとにかく綺麗で、
 Cパート観る度にそればっかり考えてしまう。
 二期の7話でもそうだったんですけど、
 千葉氏が描くセルゲイ大佐って「かっこいい」というよりも
 むしろ「綺麗」なんですよね…。
 まるで大佐のその素晴らしい人柄が内側から滲み出てるみたいに…。
 ただただ綺麗で、見惚れてしまう。
 この17話、千葉氏が作画監修で参加してくれて、
 そしてセルゲイ大佐の最期を描いてくれて、
 本当によかった………。
 セルゲイ・スミルノフというキャラクターへの、
 制作側からの深い愛情が伝わってきたから。
 虚しくて仕方ないセルゲイ大佐の死だけど、
 それだけは本当に嬉しかったんで…。

・「今、00で嫌いなキャラ投票をやったらダントツで1位になる」と
 どこかで書かれていたアンドレイ。
 やっぱりそうなんでしょうか…(≧△≦;)
 まぁそうなっても仕方ないとは思いますが。
 ―とうとう最後の最後まで父親を恨んだままだったアンドレイだったけど、
 物語の王道的には
 今後何らかの方法で父の真意を知るというような展開もありそうですね。
 でもって、自分のやったことを激しく後悔する、みたいな。
 ―超超超個人的な意見としては、
 アンドレイにはむしろ何も気付いて欲しくないと思っちゃいます。
 だってたとえその「気付き」がどんな形であったとしても、
 それは絶対に
 「セルゲイ大佐本人からもたらされるもの」ではあり得ないんですから…。 
 セルゲイ大佐との間に直接和解が成らなかった以上、
 他人の言葉を媒体として成立する理解になんて何の意味もない気がして…。
 あともうひとつ。
 もしもアンドレイが全部に気付いた上で自分のしてしまったことを振り返ったら、
 彼自身が壊れてしまうから…。
 あんなにも素晴らしい父親を自らの手にかけたんです、
 そうなってしまっても仕方ないのかもしれませんが。
 たとえ因果応報であろうとも、
 もう私は自分の好きなキャラクターが壊れたり歪んだりするの、
 見たくないんですよ…。
 ブシドーだけで十分だ…(ΩдΩ)
 …相手は二次元のキャラクターなのにっ!!(号泣)

・セルゲイ大佐とアンドレイ、
 過去の擦れ違いさえなければ、
 本当に理想の親子になれたと思うんですよね。
 人としても軍人としても立派な父と、
 その父を敬愛し自らも軍人になった息子。
 基本楽観主義の私は、いざ17話を目の当たりにするまで、
 そういう未来が来てくれることを疑っていなかったので…。
 たとえそれが無理でどちらかが死ぬことになったとしても、
 せめて死の瞬間には和解できるだろうと信じていて…。
 そのどちらの予想も裏切られるなんて思ってもいませんでした。
 辛すぎる………(;_;)
 こうなったらもう、
 「セルゲイ大佐が他の誰でもない息子の手で死ねたこと」に
 無理矢理にでも救いを見いださなきゃ、やってられません………っ(号泣)



 長ったらしいだけの文章、最後まで読んでいただき、
 ありがとうございました!!
 セルゲイ大佐とアンドレイ…とにかく悲し過ぎますよね…(ΩдΩ)
 今はただ、セルゲイ大佐が天国で、
 ホリーさんと幸せに笑っていてくれることを祈るだけです。
 どうか、アンドレイを見守ってやっててください…。


 最後に、昔好きでよく聴いていたDo As Infinityの「遠雷」という曲。
 歌詞を読む限りではどうやら娘とその母親らしいんですが、
 どことなくセルゲイ大佐とアンドレイを連想させるんですよね…orz
 聴いててとにかく悲しくて悲しくて(涙)

 
 
 ―あの日のあなたに近づいて初めて分かる
 ―突然しゃがみこんで流した、最後の涙
 ―あなたの気持ち…


 号泣(ΩдΩ)

 アンドレイに、いつかセルゲイ大佐の気持ちが分かる日が来るんでしょうか…??

 来て、くれることを祈りながら。

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