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幸せになるべき人【二期19話終了後】 
 (元記事作成日:2009/02/21)

 このタイミングでこんなこと言うのもちょっとアレなんですが、
 一期を観てる頃、私、
 今ほどルイスのこと気にしてはいなかったんです。
 一期18話以前も嫌いではなかったけど
 「沙慈と一緒に世界観から浮いてるよなぁ~」ぐらいのぼんやりした印象でしかなくて、
 18話を境にして急激にルイスの存在感が大きくなった感じ。
 ただそれも単なる同情のレベルを超えるほどの感情にはなりきれなくて、
 可哀想だ可哀想だとは思いながらも、
 どこか人ごとのような気持ちでルイスのこと捉えた。
 
 でも、二期が始まってからの彼女―…
 ―復讐を遂げるために軍に入り、
 MSを操り敵を殺し恒久平和のために自らの身を捧げたのだと言い、
 沙慈を思いながらも無理矢理その想いに蓋をしてる―、
 そんなルイスの姿を見るたびに彼女に対する気持ちがどんどん質量を増してって、
 今ではただひたすらに「幸せになって欲しい」と、そう思います。

 ルイスに幸せになって欲しい。

 二期19話内の、
 宙を漂いながら沙慈の名を呼ぶ彼女の丸められたその小さな背中が、
 特にその願いを強くした。
 ―なんで、ルイスの背中は、
 今、あんな風にひとりぼっちなんだろう??
 あんな風に震えてるんだろう??
 本当なら、その背には沙慈の強く優しい両手が回されているはずなのに。
 沙慈の腕で抱きしめられているはずなのに。
 …ダブルオーライザーのGN粒子の中で二人の再会は確かに叶ったけれど、
 沙慈の腕は確かにルイスのことを抱きしめたけれど。
 それはほんの一瞬の出来事にしか過ぎず、
 なにより現実じゃなかった。
 ―――胸が引き裂かれるように、苦しいです………(ΩдΩ)

 戦場に似つかわしいか否かで人を振り分けるのが適切でないことぐらい分かってるけど、
 それでもやっぱり思わずにはいられません。
 「ルイスのような女の子は、戦場にいるべきでは、ない」、と。
 自分の周りの平和な世界しか知らなかった、昔の彼女。
 大切な人たちの死をきっかけに憎しみと戦いの連鎖に捕われた、現在の彼女。
 …どちらが、よかったんでしょう??
 確かに、かつての彼女は知りませんでした、
 自分の日常の範囲外で起こっている「戦争」というものについて。
 関心を持とうともせず、自分には関係ないと思いこんで。
 それゆえに一期の中盤頃までは、
 沙慈とともに視聴者から叩かれまくってたみたいですが…。
 「戦争」の伴う痛みを、身をもって体感してしまった彼女の、
 悲痛に歪む表情や震える背中、
 そして沙慈の名を呼ぶ今にも消え入りそうな声を見、聞いていると、
 「ルイスがこんな風になってしまうくらいなら、
  たとえ無知でも無関心でも自己中心的でもいいから、
  『戦争』を知らないでいて欲しかった…」と思わずにはいられません。
 不謹慎な考えだってことは、よーーーく分かっているんですけどね。
 だって世界には、ソラン(=刹那)のように
 幼い頃から「戦争」=日常という環境で育った子供もいるわけで。
 「生まれた国が平和だったこと」を、
 「『戦争』の実情を知らなくてもいい」理由にはしてはいけないはずなんです。
 
 ―私自身、そう、頭では分かっているはずなんですけどね。
 それでも、心の奥底から湧き上がる想いには歯止めが効きません。

「ルイスのような女の子は、戦場にいるべきでは、ない」

 じゃあ、戦場から離れることができれば、
 ルイスの負った心の傷がきれいさっぱり癒えるのかと言われれば、
 それもよく分りません。
 沙慈と一緒にいさえすれば、
 ルイスはかつてのような穏やかで平和な時間に戻ることができるのか―。
 それも、分からない。

 よく「沙慈ルイはハッピーエンドを迎えて欲しい」という意見を目にしますが。
 そして私自身、そう強く願ってはいますが。
 沙慈とルイス―特にルイスにとってのハッピーエンドって、「幸せ」って、
 一体どんな形なんでしょう??
 二期19話で小さく丸まり震えていたルイスの背中が、
 沙慈の背中と並びながら未来へと歩いていけるような日は来てくれるんでしょうか??
 ―――分からない。分からない、けれども。
 ただ、今は、
 同情や理屈を飛び越えて、
 ひたすらにルイスの幸せを祈るだけです。
   
 ルイスに幸せになって欲しい。

 本当に。ただ、それだけ。

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